No.28 健康習慣は『カラダに良いことを100%すること』ではない

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こんにちは!

北千住の腰痛専門整体院SPiNEの新美です。

それでは今日も元気よく【健康】についての勉強をしていきましょう。

今日のテーマはこちらです。

【健康習慣は『カラダに良いことを100%すること』ではない】

それでは早速やっていきましょう!

さて、皆さんは普段、どれほど日常的に健康を気遣っていらっしゃるでしょうか?

「どきっ!」

っと思われた方もいらっしゃるかもしれませんし、

「めっちゃやってるよー!」

という方も多いかもしれません。

毎日の食事、運動、睡眠。

これらの習慣が大切なのは、誰もが知るところだと思います。

そして、それぞれに科学的な根拠に基づいた行動をすることが、

健康に良いとされているのも、

大きく反論する人はいないでしょう。

しかし、そのすべてが本当にあなたの人生を豊かにしていますか?

そんな疑問について解説していきます。

あなたは今、世の中は、科学的根拠に基づくエビデンスベースの考え方が、

主流になりすぎていると感じませんか?

「えー?あんまり考えたことないかも。だって、エビデンスベースって大事じゃない?科学的根拠のない健康法の方がヤバくない?」

そうですよね。

私ももちろんそう思います。

エビデンスベースのアプローチは、

統計や研究結果により「これが一番良いだろう」とされる行動を取ることを意味します。

そして確かにそれは、客観的な事実に基づく判断を下す上で、とても有効な手法なんですよね。

ただ、問題はそこだけで終わらないんです。

なぜなら、その人の生活や価値、背景が無視された健康習慣は、

人生を味気なくする可能性があるからなんです。

例えば、あなたが大好きな甘いデザート。

でも、『砂糖はカラダにとって良くない』っていうエビデンスはいくらでもありますよね。

じゃあ、だからといって、その大好きなデザートを全く口にしない生活は、

あなたにとって豊かな人生とは、、、、

言えないですよね?

ここで重要なのが、エビデンスベースだけじゃなくて、

人それぞれの人生を背景とした「ナラティブベース(Narrative Base)」という視点です。

「ナラティブベース」とういうのは、

それぞれの人が持つ個々のストーリー、価値観、生活習慣、背景などを踏まえた上での

健康習慣のあり方を意味するんです。

大切なのは、カラダとココロのバランスをとりながら人生を豊かにすること。

そこには、科学的なエビデンスだけでなく、あなた自身のストーリーや価値観、ライフスタイルが反映されてなければならないんですよ。

じゃあ、具体的にどのようにナラティブベースの視点を取り入れればいいの?ってことなんですけど、

まずは、自分の価値観や目標、生活習慣を見つめ直すことが大切。

その上で、科学的なエビデンスを参考にしながら、

自分自身にとって最もバランスの良い生活習慣をちょっとずつ変化させていきながら見つけ出してみてください。

いきなり、全てを変えようとしたり、無理をする必要はないんです。

例えば、科学的エビデンスだと、毎日30分の有酸素運動が必要と言われています。

でも、あなたが超忙しいビジネスマンで、時間が取れない日々を過ごしているなら、

そこに無理に時間を作ろうとすることはストレスを増やすだけですよね。

そんなときは、エレベーターを使わずに階段を使う、駅までの道のりを歩くなど、

日常生活の中で自然と運動を取り入れるという方法もあります。

また、カロリー制限を厳格に行って、お気に入りの食べ物を我慢するよりも、

日常ではバランスの良い食事を心がけつつ、たまには好きな食べ物を楽しむ。

そして日常で摂りきれない栄養素に関してはサプリメントなどを積極的に活用する。

それもまた、健康的な生活の一部です。

これからはエビデンスベースだけでなく、

人それぞれの人生を背景としたナラティブベースと両面から

健康習慣を築くことが人生をより良くするのです。

あなた自身の健康習慣を見直す際には、ぜひこの視点を取り入れてみてください。

そして、カラダにとって良いことを100%することだけでなく、カラダとココロのバランスをとりながら、自分だけの豊かな健康習慣を築いていきましょう。

それでは、身体的、精神的、社会的自由を手に入れて、人生をパワフル生きましょう!

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