こんにちは。
足立区北千住の腰痛専門整体院SPiNEの新美です。
今日のテーマは「フィットネス」について。
ここ十数年で、巷にはさまざまなフィットネスジムが世に出てきました。
その中でも特に顕著な増え方をしているものの一つが「パーソナルジム」です。
いわゆる「結果にコミット」と言われるようなジムのこと。
このようなジムは、CMなどで誰もが知るようなものから、
個人で開業しているものまで、
さまざまなものが混在しています。
ただ、共通していることの一つとしてあげられるのは「ダイエット」です。
そして、今や「フィットネス」という言葉を耳にした時、
どんなものを世間一般の人が想像するかといえば、
このようなイメージです。
これは、私のインスタアカウントから実際に「フィットネス」と検索して出てきた画像です。
どうでしょう。
おそらく、私たちが描く「フィットネス」のイメージとかけ離れていないのではないでしょうか。
しかし、私はこのイメージこそ「フィットネス」という価値そのものをとても狭めているとつくづく感じています。
そもそも「フィットネス」という言葉の意味を調べるとこのようなものが出てきました。
fitness (n.)
「適している」という状態または質の1570年代の語源は形容詞の「fit」と「-ness」から来ます。「身体的に適している」という意味は、1935年から使われています。
最初に記録された年: 1570s
“適切な状況に合った”、15世紀中頃、起源不明。おそらく中英語の名詞 fit “同等の力を持つ敵” (13世紀中頃) に由来し、fit (n.1) に関連しているかもしれません。競技においては、1869年から「状態が良く、適切に行動するためにトレーニングされた」という意味で使用されています。関連語に Fitter 、fittest があります。” Survival of the fittest (「最も適応力のあるものが生き残る」という意味) は、H.スペンサーによって1867年に造語されました。
形容詞や過去分詞に付けて抽象名詞を形成する、動作、性質、状態を示す語形成要素。古英語の -nes(s) から派生し、ゲルマン語派の *in-assu-(同義語:オールド・サクソン語 -nissi 、中期オランダ語 -nisse 、オランダ語 -nis 、オールド・ハイドイツ語 -nissa 、ドイツ語 -nis 、ゴート語 -inassus)から来ており、*-in- は元々名詞語幹に属していたもので、*-assu- は抽象名詞接尾辞で、おそらくラテン語の -tudo(-tude を参照)と同じ語根から来ている。
https://www.etymonline.com/jp/word/fitness#:~:text=fitness%20(n.),%E3%81%8B%E3%82%89%E4%BD%BF%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
Fit=適合する、適している
ness=状態、性質、動作を表す語尾
です。
つまり、「環境や状況、社会に適合する能力や状態」を表しているといえます。
おそらく、Fitnessという言葉が作られた当初は「身体的な」要素が意味を占めていたと思いますが、
現代の文脈で解釈すれば、そのような捉え方の方がしっくり来るのではないかと思います。
ですが、現状は先にも書いたように
「フィットネス=マッチョ、肉体」というようなイメージが先行しています。
しかも、それらのイメージづくりを先行して行なっているのが、
「フィットネスの価値を広めたい!」と標榜する企業や個人であることが残念で仕方ありません。
本当の意味でのフィットネスって、そんなものではありません。
私は、その本当のフィットネスを提案できる人でありたいと思います。
まだまだ、自分の中でも定義しきれていない部分もありますが、
こう言ったブログでのアウトプットを通じて、
本当のフィットネスのあり方を再定義できれば幸いです。
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