こんにちは!
足立区北千住の腰痛専門整体院SPiNEの新美です。
今回のテーマは「予防」について。
何事においても、予防は大切。
「予防」とは、
『悪い事態の起こらないように前もってふせぐこと。』
医療の世界のなどでは、
「予防医学」という言葉があり、
すでに一般の人にも広く認知されつつある言葉だ。
予防は大切。
予防することと、改善すること、
この二つは全く違うものであって、
真ん中には大きな一枚の壁がそびえ立つ。
例えば脳や心臓の病気。
脳梗塞や心筋梗塞のようなもののことだ。
脳梗塞を一度起こすと、
20%の人は完治すると言われているが、
その他73%は後遺症を残し、
7%は残念ながら死亡すると言われている。
つまり7割以上の人には後遺症をもたらすのだ。
「後遺症」とは、後に遺る症状のこと。
例えば、「手足の痺れ」や、ふわふわした感覚が常にする「浮遊性めまい」、
「呂律が回らなくなる」などの症状のことだ。
これらは一度の脳梗塞によって引き起こされる後遺症である。
つまり、脳梗塞になるか、それとも、ならないかによって、
このような後遺症を背負うかどうか、その後の人生を分けることになる。
これは予防から改善に移る大きな壁を跨いだことになるのだ。
もちろん今の医療技術を持ってすれば、脳梗塞そのものを改善することはできるだろう。
しかし、一度起こってしまった後遺症を改善することは難しい。
これは、脳梗塞を起こす前の生活に人生を巻き戻すことはできないということだ。
若い時に患うちょっとした風邪であれば、
患う前と完治した後の生活に差はないだろうと思う。
でも、この世の中には予防でしか得られない人生が必ずあるということも、
ぼくたち忘れてはならないと思う。
予防しているあいだって、当たり前ないつもの生活が続くだけだから、
なんとなく見過ごしてしまうよね。
でも、そこにとてつもない価値があることに、ぼくらは気づかないといけないと思うんだ。
だからぼくは、これからもそれを伝え続けたいと思う。
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