こんにちは。
腰痛専門整体院SPiNEの新美です。
本日は、前回の続きから。
前回は、病院に行って腰痛を相談しても改善されない理由について、
『医師免許は、医学に関するすべての科目について網羅する必要があるから』
ということでした。
詳細はこちらのリンクらからもご確認いただけます。
今回は、別の理由について。
他にも理由があります。
病院は、慈善事業ではありません。
病院もビジネスで成り立っています。
つまり、”いかに売上をあげるか”が重要。
腰痛の診察における単価はたかが知れています。
レントゲンやMRIの撮影などを行えば別ですが、
それでも、患者さんの身体の状態を確認するために何十分もの時間を一人ひとり使っている暇はありません。
とにかく数を捌く。
ほとんどの場合、お医者さんから身体を触られることすらないでしょう。
これが病院の実情です。
でも、これは当たり前のこと。
これが悪いと言いたいわけでもありません。
なぜなら、医師にとって最も大切なことは「人命」です。
本来、私たちがお医者さんに求めるべき能力というのは、
『死にいたる症状が出ているかを的確に診断し、適切な処置によって人命を守る』ことではないでしょうか。
極端な言い方をすれば、『腰痛でも人は死なない』のです。
もちろん人命に直結する腰痛もあります。
例えば、脊髄腫瘍や内臓の病気、大動脈解離などがそれです。
これらの症状として腰痛が現れる可能性があります。
そう言った意味にでは、こういった『大きな病気ではない』ということを知るためにも病院で診察をしてもらうことはとても良いことです。
ですから、病院に行くべきではないと言っているわけではありません。
ですが、一度その可能性がなくなれば、それ以上に関しては病院ではなく、もっと専門的な人や場所で相談するのが賢明ではないかと思います。
改めて言いますが、病院は決して不要ということでも、敵視するものでもありません。
大切なのは、それを利用する側がどのように用いるかだと思います。
お医者さんには、より重大な人命の救助に全身全霊を注いでいただけるような環境を整えるためにも、
私たち整体は存在しております。
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