こんにちは。
北千住の腰痛専門整体院SPiNEの新美です。
先日、こんなことがありました。
ぎっくり腰のような症状が出たお客さまが、接骨院で診てもらったようなのですが、
その際に「脊柱起立筋群(背骨の両脇にある筋肉)に炎症が起きていて、その部分に原因がある」と説明を受けたようです。
実際、お客さまに治療後、LINEを送っており、その文章を読ませていただいたところ、そのように書かれていたので間違えないでしょう。
ただ、当院に今回いらした経緯は、接骨院で受けた治療があまり効果を実感できなかったため、セカンドオピニオン的な位置付けでの来院でした。
私も最初は、接骨院での診察を特に疑うこともなかったのですが、お客さまに痛みの出る動作を再現していただいたり、圧痛部位を確認していくと、少しずつその考えが変わっていきます。
そして、最終的に私が出した結論は、接骨院での見立てとは全く違う部位で、その部分やそれに付随する部分を施術することで、明らかに施術前と後で痛みや動きの変化が見られました。
ここで私が言いたいのは、「私が接骨院よりも優れている」、ということではありません。
「最初の見立てが全てを分ける」ということです。
どんなに良い治療技術を持っていたとしても、最初に見立てた部位が違えば、間違ったところを一所懸命に治療することになります。
それでは、一生改善の見込みが立たないことは、誰にでもわかることです。
これはレントゲンやMRIなどの画像診断でも同じこと。
見たものが全てだと思ってしまうと、目の前の写真や画像に惑わされてしまう可能性があります。
この続きは、また次回に。
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