こんにちは!
北千住の腰痛専門整体院SPiNEの新美です!
それでは今日も元気よく【健康】についての勉強をしていきましょう!
今日のテーマはこちらです。
【健康寿命を伸ばす100年時代の生き方:動く編】
想像してみてください。
あなたはもう80歳です。
男性なら平均寿命間近ですし、女性でもそろそろといったところでしょうか。
周りの知り合いを見てみると、
最新転倒した影響で腰椎を圧迫骨折してしまい、自由に歩けなくなってしまった方、
持病の腰痛が辛くて、買い物に行くのも一苦労な方、
足腰が弱ってしまって何をするにも億劫な方、
同世代の方々がそのような状況になっている中、
いつもピンピンしていて、足腰も強く、一歩一歩力強く歩いている方。
その方の顔をよく見てみると、
それは数年後か、はたまた数十年後のあなただ。
周りからも「いつもお元気ですね!」と声をかけられ、ちょっと照れくさそうにしながらも、嬉しい気分になりつつ買い物を済ませ、颯爽と歩き去るその姿。
それがあなたの未来だったら、ワクワクしませんか。
そんなの無理ですって?
確かに簡単には手に入らないかもしれません。
ですが、諦めなければそのチャンスは十分にあります。
ただ、闇雲にそれを目指しても、いい結果が得られないばかりか、最悪の場合はカラダを痛めて悪化させてしまうこともあるでしょう。
だからこそ、正しい手順で取り組むことが必要です。
では、どうすればそんな未来が手に入るのでしょうか?
今回は『動く』というテーマに絞って、その基本をお伝えしましょう!
まず、『カラダを動かす』ということそのものを考えてみましょう。
私たちは、『カラダを動かした方がいい』という話を聞くと、
「よし!今日からランニングだぁ〜!」
「水泳を始めるぞ!」
「私は筋トレをやるわぁ!」
「よ〜し、みんな!元気にカラダを動かすぞ〜!!!!!」
っといった方向にいってしまうんです。
心当たりありません?
私はめちゃめちゃありますよ。
でもね、ちょっと冷静に『カラダを動かす』ということ考えてみましょう。
カラダを動かすときに、最も大切なのは『筋肉』ですよね。
この筋肉は、日頃の生活をするだけでも、カラダを起こしている限り(実際には寝ていても多少は使いますが)使われます。
なぜなら、地球には重力が存在しているからです。
つまり、生きている限り筋肉は働き続けているということです。
さらに、筋肉についてもう少し見ていきましょう。
筋肉は脳や脊髄から指令を受けて収縮しています。
例えば、脳が「目の前のペットボトルを取れ」と命令をすると、
腕の筋肉や指の筋肉に指令が入り、
その指令が入った筋肉が収縮することでペットボトルをつかむのです。
当たり前のことです。
また、脊髄からの命令というとちょっと難しいかもしれませんが、
例えば、熱々のやかんを知らずに触ったらどうなりますか?
「熱っ!!!」っと思った瞬間に、手を引っ込め(手の筋肉を収縮)ますよね。
これが脊髄の命令です。
脳で考えている時間がもったいないので、本能的に動くという感じです。
というように、人間は基本的に、生きている中で筋肉を収縮することばっかりしてるんです。
というよりもそれしかしてないんですよ。
そうしたら身体はどうなると思います?
どんどん力を入れることばっかり上手くなっちゃうんです。
しまいには、いつも筋肉に力が入った状態になっちゃうわけです。
思い出してください、若い時のことを。
昔はもっと、足が上がってたのに…
昔はもっと、腕が上がってたのに…
昔はもっと、体が反れてたのに…
これらの原因の多くは、カラダに力が入っていること、
そして、筋肉が硬くなってしまっていることです。
さあ、冒頭の話題に戻ってみましょう。
カラダを動かした方がいいからって、
ランニングや水泳、筋トレをやろうと思っていませんでしたか?
これらの全ては、筋肉の収縮です!
あなたがこれまで散々おこなってきた筋肉の収縮ですよ!
それをまだやろうとしている。
しかも、もっとやろうとしている。
それを頑張ってやろうとしている。
違うんです!
散々筋肉を収縮させてきたじゃないですか。
もう一旦やめましょ。
ちょっと違うことやってみましょ。
じゃあ、違うことって何?ってことなのですが、
それは、縮めるの反対、伸ばすってことです。
筋肉を伸ばす、ストレッチをしましょうよ。
筋肉は命令によって縮むことはできるんですが、伸びることはできないんです。
「伸びろ〜」っていくら考えても、「伸びろ、伸びろ…」と念じても、
筋肉は伸びません。
つまり、意識的に筋肉を伸ばすための体操を行わない限り、筋肉は一生伸びることはないんです。
でもよく考えてみてください。
あなたの腕が上がらないのも、足が上がらないのも、体が反れないのも、
筋肉が固まって、可動域を邪魔しているからですよね?
だったら、まずはストレッチを一生懸命やってみてください。
それを行うことが、実はあなたが80歳でも元気で、憧れの眼差しを横目に颯爽と歩く重要条件です。
そして、柔軟性を獲得した上で、筋トレをしたり、ウォーキングやランニングをするという順番が大事です。
その順番が前後してしまうことで、
思ってもみない怪我や痛み、体調不良を起こすのです。
ぜひこれを読んだ方は、ストレッチから始めてみましょう。
身体的、精神的、社会的自由を手に入れて人生を楽しみましょう!
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